地域のお祭り。
朝早くから、実行委員や地域のボランティアが集まります。
受付をする人。
駐車場を案内する人。
ステージを手伝う人。
子どもたちを誘導する人。
会場を見回る人。
たくさんの人が、それぞれの持ち場を担当します。
しかも、一日中同じ場所とは限りません。
「午前中は受付、13時から本部、14時からステージ前。」
一人の人が、時間によっていくつもの役割を担当することもあります。
さて。
朝、一度説明しただけで、全部覚えていられるでしょうか。
スタッフだって、イベント運営のプロではない
地域のお祭りを支えているのは、イベント会社のスタッフばかりではありません。
自治会の役員。
PTAの保護者。
地域のお店の人。
学生。
その日だけ手伝ってくれるボランティア。
普段は別の仕事や生活をしている人たちが、その日だけ「運営スタッフ」になります。
だから、
時間を間違える。
持ち場を勘違いする。
次の仕事を忘れる。
そんなことがあっても、不思議ではありません。
もちろん、紙の進行表を配ることもできます。
朝のミーティングで説明することもできます。
でも、お祭りが始まれば、みんな忙しくなります。
紙をどこにしまったか分からなくなることもある。
説明されたときには覚えていたのに、目の前の仕事に夢中になって忘れてしまうこともあります。
だったら、
必要なことを、必要になる少し前に、もう一度知らせる。
という方法もあります。
SMSを、小さな「進行係」に
たとえば、あらかじめSMSを送る時刻を設定しておきます。
13:45。
○○さん、14:00からステージ前をお願いします。ショー終了後、出演した子どもたちを本部前まで誘導してください。
14:45。
○○さん、15:00から受付をお願いします。△△さんと交代してください。
決められた時間になったら、それぞれのスタッフの携帯電話へSMSが届く。
運営本部の誰かが、そのたびに、
「○○さん、次はステージです!」
と探し回る必要もありません。
スタッフ側も、
「そろそろ次の持ち場だ。」
と気づくことができます。
朝に全部伝えるより、「そのとき」に伝える
情報は、早く伝えればいいとは限りません。
午前8時に、
「14時からステージ前をお願いします」
と言われても、その間にはたくさんの仕事があります。
でも、13時45分に同じ連絡が届けば、その情報はすぐに必要になります。
必要な情報を、必要なタイミングで届ける。
スケジュール送信を使えば、そんな連絡をあらかじめ準備しておくことができます。
イベント当日は忙しくなると分かっているからこそ、前日までに送信内容と時間を設定しておく。
当日は、仕込んでおいたSMSが進行に合わせてスタッフへ届いていく。
これも、小さな自動化です。
全員に同じ連絡を送るだけが「一斉送信」ではない
イベントでは、全員へ知らせたいこともあります。
予定通り10時に開場します。
雨が強くなってきたため、○○エリアの企画を体育館へ移動します。
そんな連絡には、一斉送信が便利です。
一方で、持ち場の案内は、担当する人だけに届ければ十分です。
受付担当。
ステージ担当。
駐車場担当。
誘導担当。
あらかじめ送信先を整理しておけば、必要な人に、必要な連絡だけを届けることもできます。
「全員に何でも送る」のではなく、役割に合わせて届ける。
それなら、受け取る側にとっても分かりやすくなります。
変更があったときは、人が伝える
もちろん、お祭りは予定表どおりに進むとは限りません。
雨が降る。
ステージが押す。
出演者の到着が遅れる。
担当者が急に来られなくなる。
そんなときまで、あらかじめ設定したSMSに任せることはできません。
予定どおりの連絡は、仕組みに任せる。
予定が変わったら、人が判断して伝える。
自動化するところと、人が動くところを分けておく。
それだけでも、当日の運営は少し楽になるかもしれません。
小さな団体に、ちょうどいい通信
地域のお祭りには、大勢の人が関わります。
でも、その全員がイベント運営のプロではありません。
だからこそ、
「忘れないでください」
と人に頑張って覚えてもらうだけではなく、
忘れても大丈夫な仕組みを作っておく。
決まっている予定は、あらかじめSMSに任せる。
その分運営する人は、会場の様子を見たり、困っている人を助けたり、予定外の出来事に対応したりする。
そしてスタッフは、SMSが届いたら次の持ち場へ。
「次はどこだっけ?」を、SMSがそっと教えてくれる。
小さな団体にも、ちょうどいい通信を。